とりあえずは一安心
日航、アメリカン航空との提携維持を発表(読売新聞)
デルタとアメリカンの争奪戦は「現状キープ」に落ち着きました。
会社更生法の適用を受け再建中の日本航空は9日、米デルタ航空との提携交渉を打ち切り、米アメリカン航空との提携を維持すると正式に発表した。
日米を結ぶ太平洋路線で共同事業化を進めるため、今月中旬に日航とアメリカンは米独占禁止法の適用除外(ATI)を米政府に申請する。同日、稲盛和夫会長や企業再生支援機構首脳らによる管財人会で全会一致で決定し、午後に米デルタ航空に対して提携交渉の打ち切りを通告した。
2009年9月に表面化した米航空2社による日航争奪戦は、同じ航空連合「ワンワールド」に所属するアメリカンが提携関係を継続、強化することで決着した。
日航の国際線については、「スカイチーム」のデルタが1000億の支援を、手を挙げていましたが、航空連合移籍にかかる時間(円満移籍の場合でも1年半かかる)やコスト、同じスカイチームに所属する大韓航空との競合など、ハードルが高かったようですね。
一歩間違えれば「太平洋路線は全部仁川経由」という笑えないオチも十分可能性があっただけに、ある意味でいえば、極端に競争力を落とさずに済んだ、と見ていいのかもしれない。
これからの再建に影響が出るかどうかはまだわかりませんが、ワンワールドは「アフリカ以外の地域をほぼ網羅」しており、アメリカンのほか、ブリティッシュ、キャセイなど加盟各社のノウハウを受け入れていく方向で、考えることになるんでしょうね。
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